◈ 青磁釉香炉 三足雙耳 染紫斑釉 古陶磁 き

商品名: 青磁釉香炉 三足雙耳 染紫斑釉 古陶磁(箱付き) サイズ: 約 口径8.1cm × 高さ6.9cm 1. 釉薬と色彩 この香炉は、淡い青緑色の青磁釉を基調とし、胴部から足部にかけて紫斑（しはん）釉が自然に流れ込んでいます。 焼成中に発色する「窯変（ようへん）」による紫斑が非常に美しく、景徳鎮系の龍泉窯様式やその影響を受けた磁器に類似する意匠です。 釉薬の表面は光沢があり、内側にも施釉されています。 2. 形状と成形技術 本品は口縁がわずかに外反し、肩部が張った丸壺型の胴に三足と左右に直線的な雙耳（そうじ）を備えた典型的な香炉形状です。 轆轤目は見えにくく、全体的に滑らかで丁寧な成形が施されています。 3. 高台と胎土 高台は露胎で、薄い黄褐色〜赤みがかった胎土が確認できます。 砂粒や鉄点も見られ、古陶磁に典型的な素地を示しています。 三足部分はやや厚めに成形され、焼成時の支え跡もわずかに見られます。 4. 状態 外見上、目立つ欠けやヒビは見られず、保存状態は良好です。 釉薬には経年による自然な貫入（かんにゅう）や窯疵（ようし）と見られるわずかなムラがありますが、全体として時代感を損なわない風格を持っています。 5. 推定時代・産地 時代：明末～清初 産地：景徳鎮窯系 または中国南部の青磁系窯場 【注意事項】 - 本品は骨董市で購入したものであり、実際の使用よりもコレクションや鑑賞に適しています。 - 手持ち部分の欠損、剥がれ、小さなアタリ、スレ、シミなどがある場合がございます。状態の詳細は画像をご確認の上、ご入札ください。 - 商品タイトルや説明に記載の年代表記は、元の所有者の情報や付属品を基に、当方の見解で記載しております。 - 時代を経た品物のため、経年によるスレ・汚れ・変色・使用痕（へこみ・小キズ等）が見られる場合がございます。 - 価値や時代判断については画像をよくご確認いただき、納得の上でご注文ください。 -当店で扱う品物はほぼすべて骨董市で購入した骨董品のため、完璧な状態を求める方はご入札をお控えください。 - 骨董市で購入した古美術品のため、基本的に返品はお受けできません。ご理解の上、ご入札をお願いいたします。 ---